タイの特別な長期滞在を可能にします

タイから本帰国した人が感じる「もっと早くやっておけばよかった」と後悔していること

タイから本帰国した人が感じる「もっと早くやっておけばよかった」と後悔していること

タイに移住して15年。バンコクで出会った日本人の中には、すでに本帰国した方もたくさんいます。そういう方々と話すと必ず出てくるのが「あのときこうしておけばよかった」という言葉です。

後悔の多くは「やってしまったこと」ではなく、「やらなかったこと」や「先送りにしてしまったこと」ばかりです。僕自身も15年間を振り返ると、反省することは少なくありません。これからタイへの移住や長期滞在を考えている方、すでに在住中の方にもぜひ読んでいただきたい内容をまとめました。

① タイ語を勉強しなかった

タイ語を勉強しなかった

これは圧倒的な後悔の第1位です。タイに住む日本人向けのフリーペーパー「DACO」が行ったアンケートでも、「タイ在住中にやっておけばよかったこと」の1位に選ばれたテーマで、帰国した在住者に聞くと、ほぼ全員がこの後悔を口にします。

スクンビットエリアに住んでいれば、英語だけでほぼ生活できます。日本語が通じるお店も多い。だからこそ「タイ語がなくても困らない」という状況に甘えてしまい、結局ほとんど勉強しないまま帰国してしまう方が多いのです。

でも、タイ語が話せると世界がまったく変わります。タイ人との距離が一気に縮まり、屋台のおじさんと冗談を言い合えたり、近所のタイ人に助けてもらえたり、仕事の幅が広がったりと、生活の質が別次元になります。

帰国後にタイ語を活かして活躍している方もいます。僕の知り合いの元駐妻さんは、タイ在住中にタイ語をマスターし、帰国後はタイ語の通訳案内士として仕事をしています。日本に旅行に来るタイ人の数は年々増えており、タイ語を話せる人材の需要は今後も増える一方です。

「タイ語が話せれば人生が変わる」、それは決して大げさではありません。

正直に言うと、僕自身もタイ語は日常会話レベルで大したことありません。在住15年でこれは恥ずかしい限りですが、だからこそ強く言えます。タイ語の勉強は、思い立ったその日に始めてください。

② タイ人・外国人の友人をもっと作ればよかった

タイ人・外国人の友人をもっと作ればよかった

「タイにいたのに、結局ほとんど日本人としか話さなかった」

帰国した在住者からよく聞く後悔のひとつです。

スクンビットには日本人コミュニティが充実していて、日本人だけで完全に生活が完結します。それ自体は素晴らしいことでもあるのですが、裏を返せば、意識しないとタイ人や外国人と深い関係を築く機会がなかなか生まれないということでもあります。

タイ人の友人がいると、外国人ではたどり着けない場所や、地元の人しか知らないお店に連れて行ってもらえます。タイ語の勉強にもなりますし、英語でのコミュニケーション力も自然と上がります。そして何より、タイ在住中に築いたたくさんの人脈は、帰国後の仕事や人生を豊かにします。

タイ語を少し話せるようになれば、タイ人の友人は自然と増えます。語学の勉強とコミュニティの広がりは、切り離せないものなのです。

 ③ タイ料理・習い事を学んでおけばよかった

タイ料理・習い事を学んでおけばよかった

バンコクには日本人向けの習い事がたくさんあります。タイ料理教室・タイ古式マッサージ・フルーツカービング・ムエタイ・ヨガ……どれも日本で習うより安く、質の高い環境で学べます。

帰国した方の中には、タイでタイ料理教室に通い続け、日本に戻ってからタイ料理教室とタイ料理レストランを開業した元駐妻さんがいます。最初は「暇つぶし程度のつもりだった」とおっしゃっていましたが、気づいたら人生が変わっていたそうです。

僕自身も、タイに来てから独学で写真を始めました。まさか写真が仕事になるとは当時まったく思っていませんでしたが、タイという環境が新しいことに挑戦するきっかけを与えてくれました。

「興味はあるけど、どうせ続かないから」と躊躇している方は多いと思います。でも続かなくてもいいんです。片っ端から試してみて、本当にのめり込めるものに出会えたら、それが人生を豊かにする一歩になります。

 ④ タイ国内・近隣諸国をもっと旅しておけばよかった

タイ国内・近隣諸国をもっと旅しておけばよかった

「いつでも行けるから」

この言葉が、在住者が旅をしない最大の理由です。

バンコクの快適な生活に慣れてしまうと、なかなか腰が上がらなくなります。週末は近所のカフェやマッサージ店でのんびりして終わり、というパターンに気づいたら何年も陥っていた、という話はバンコク在住者の”あるある”です。

タイはバンコクだけじゃありません。チェンマイやチェンライの北部山岳地帯、アユタヤの古都、カンチャナブリの自然、プーケットやサムイ島のビーチなど、バンコクとはまったく違うタイの顔が、国内だけでもたくさんあります。

さらに、バンコクはASEANの玄関口でもあります。ベトナム・カンボジア・ラオス・マレーシアなど、近隣諸国へはLCCを使えば数千円で行ける国もあります。日本からと比べると飛行機代が圧倒的に安く、週末を使って気軽に旅できるのはバンコク在住者の特権です。

⑤ 美容・歯列矯正・肌ケアをやっておけばよかった

美容・歯列矯正・肌ケアをやっておけばよかった

タイは医療・美容のクオリティが高く、価格は日本と比べて割安なケースが多いです。この環境を活かさないのも、帰国者がよく挙げる後悔のひとつです。

歯列矯正は特におすすめします。クリニックによって価格はピンキリですが、現在の為替水準で考えても日本より割安なクリニックは多いです。ただ、価格以上に大切なのはタイミングです。歯列矯正は最低でも1〜2年かかるもの。駐在で任期がある方は特に、着任早々に始めることを強くおすすめします。「もう少し落ち着いてから」と迷っているうちに本帰国の辞令が出てしまった。そういう話を何度も聞いてきました。

美容施術についても同様です。医療脂肪吸引・レーザー治療・歯のホワイトニングなど、日本では高額な施術がバンコクでは手頃な価格で受けられることが多く、日本人の間でも「バンコクで施術を受けてから帰国する」という人は珍しくありません。

そして僕自身が最も後悔しているのが肌ケアです。日焼け止めをまったく塗らずにタイで15年過ごしてしまいました。タイは年中紫外線が強烈で、日本以上に肌へのダメージが蓄積されます。幸いタイの薬局では肌ケアの医薬品が安価に手に入りますので、移住直後から習慣にしておくことを強くおすすめします。

 ⑥ 日本の手続きを後回しにしすぎた

日本の手続きを後回しにしすぎた

「帰国してから対応すればいい」

この発想が後悔のもとになります。

最もよく聞く後悔がクレジットカードです。海外在住者は日本のクレジットカードの審査が通りにくくなることがあります。複数のカードを日本にいるうちに作っておくべきだった、という声は非常に多いです。

ネット銀行や証券口座も同様で、海外在住になると新規開設や一部サービスの利用に制限がかかることがあります。これらも出国前に済ませておくのが鉄則です。

意外と盲点なのが運転免許です。タイ在住中に日本の免許の更新時期が来ても、海外に住んでいると更新手続きが煩雑になります。帰国後に苦労するケースもありますので、更新時期を必ず把握しておいてください。

「あとでやればいい」が最も危険です。出国前と着任直後に、日本側でやっておくべき手続きのリストを作って、全部片付けておくことを強くおすすめします。

番外編:もっと早くタイに来ればよかった

番外編:もっと早くタイに来ればよかった

個別の後悔とは少し違いますが、帰国した方々から最もよく聞く「最大の後悔」がこれです。

「あと5年早く来ていれば」

「30代のうちにタイに住みたかった」

そういう言葉を何度も聞いてきました。タイを離れてしばらくすると、ジワジワとバンコクへの懐かしさが膨らんできて、「あの生活をもっと長く続けたかった」という気持ちになるそうです。

もしタイへの移住や長期滞在を迷っているなら、まずは一歩踏み出してみることをおすすめします。リタイアメントビザのように年齢制限があるビザと異なり、タイランドプリビレッジは年齢を問わず取得できる長期滞在ビザです。腰を据えてタイを体験するための選択肢として、ぜひ検討してみてください。

まとめ

帰国した在住者の後悔に共通しているのは、「タイというローカルな環境ともっと深く触れ合っておけばよかった」という一言に集約されます。タイ語・タイ人との交流・習い事・旅行、どれも在住中だからこそ気軽にできることばかりです。

バンコクの生活は快適すぎて、気づいたらいつものルーティンだけで時間が過ぎてしまいます。でも「いつでもできる」は「結局やらない」になりがちです。ぜひ今日から動き出してみてください。

筆者紹介

明石直哉

筆者近影

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。

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