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バンコクで住みやすいエリアはどこ?在住15年が解説するおすすめエリア6選!

バンコクで住みやすいエリアはどこ?在住15年が解説するおすすめエリア6選!

バンコク移住を考えたとき、最初に悩むのが「どのエリアに住むか」という問題ではないでしょうか。バンコクは広く、エリアによって家賃・利便性・街の雰囲気がまったく異なります。同じバンコクでも、エリアを間違えると「こんなはずじゃなかった」という経験をすることになりかねません。

バンコクに移住して15年。その間、戦勝記念塔、ナナ、ウドムスック、ホイクワン、プラカノン、アソークと6つの街で暮らした経験をもとに、2026年時点での日本人におすすめのエリアを6つ解説していきますね。

バンコクで日本人が暮らしやすいエリアは大きく6つ

バンコクで日本人が暮らしやすいエリアは大きく6つ

今回紹介するのは以下の6エリアです。

– スクンビット中心部(アソーク・プロンポン・トンロー・エカマイ)

– スクンビット準中心部(プラカノン・オンヌット)

– スクンビット郊外(バンチャーク・プナウィティ・ウドムスック・バンナー)

– プルンチット・チットロム

– シーロム・サトーン

– ラチャダー

いずれもBTS(スカイトレイン)またはMRT(地下鉄)でアクセスできるエリアです。バンコクは渋滞が深刻なので、都市鉄道の駅に近いかどうかが、エリア選びの重要なポイントになります。

家賃相場については、バンコク全体として上昇傾向が続いています。ただし新築・築浅にこだわらなければ、駅徒歩圏内でも割安な物件が今でも見つかります。築年が経った物件は価格が下がっているものもあるので、予算を抑えたい方はぜひ視野に入れてみてください。

それでは各エリアを順番に見ていきましょう。

① スクンビット中心部(アソーク・プロンポン・トンロー・エカマイ)

バンコクで日本人が最も多く暮らすエリアがスクンビット中心部です。BTSスクンビット線のアソーク駅からエカマイ駅までの区間を指し、日本人街と呼ばれるほど日本語が通じるお店やサービスが充実しています。

アソーク

アソーク

アソークの最大のメリットは、BTSスクンビット線とMRTブルーラインの両路線が利用できること。この2路線を使えばバンコク都心のほぼどこへでも乗り換えなしでアクセスできます。

駅直結のターミナル21は格安フードコートから日本食レストラン、衣料品、スーパーマーケットまで揃う大型モールで、生活の利便性は随一です。ビジネスの中心地でもあり、外資系・日系企業のオフィスが集中しています。

プロンポン

プロンポン

プロンポンは、スクンビットの中でも特に日本人に人気の街です。エンポリアム、エムクオーティエ、そして2024年にオープンしたエムスフィアの3つのショッピングモールが駅直結。スクンビット随一のショッピングタウンとして地位を確立しました。その分、観光客の増加とともに物価も上昇傾向にあります。

ただし駅前から少し離れれば、そこは落ち着いた住宅街。「ショッピングモールが便利な場所に住みたいけど、生活の場は静かな環境がいい」という方には、駅から徒歩5分以上離れたエリアの物件がおすすめです。

なお、プロンポン駅前にある日本人御用達のフジスーパー1号店が現在改修工事中で、2026年12月まで休業しています。

トンロー

トンロー

トンローはスクンビット最高級エリアです。タイ人富裕層と欧米人が多く暮らし、高級化が年々加速しています。おしゃれなカフェやレストラン、タワマン、高級ホテルが立ち並ぶ街並みは、ますますスタイリッシュになっています。その分、家賃はスクンビット中心部の中でも高め。「多少高くても、利便性を重視したい」という方向けのエリアです。

エカマイ

エカマイ

エカマイはトンローに隣接しながらも、少し落ち着いた雰囲気のエリアです。2025年に駅直結の商業施設「エカマイコーナー」がオープンし、カフェやレストランが充実してモダンな街並みに変わりつつあります。トンローよりも家賃が抑えられるため、「トンローの雰囲気は好きだけど家賃は少し抑えたい」という方に選ばれることが増えています。

スクンビット中心部のメリット・デメリット

△メリット

・日系店・日本語対応のお店が多く、初めての移住でも安心

・ショッピングモール・飲食店・病院・コワーキングスペースが充実

・物件の選択肢が豊富

▼デメリット

・家賃・物価がバンコクで最も高いエリアのひとつ

・日本人が多いので、良くも悪くも気が抜けない

・渋滞が激しく、車での移動は時間が読めない

一言まとめ:日本人コミュニティと利便性を最優先するなら、ここを選んでおけば間違いない

② スクンビット準中心部(プラカノン・オンヌット)

② スクンビット準中心部(プラカノン・オンヌット)

プラカノン、オンヌットは、スクンビット中心部の利便性をほぼ享受しながら家賃を抑えられる、バランスのとれたエリアです。

オンヌットはタイ人の「住みたい街ランキング」で何年も1位を獲得しているだけあって、駅周辺に高層コンドミニアムが立ち並び、モール・スーパー・飲食店・マッサージ店など日常生活に必要なものが揃っています。プラカノンはオンヌットよりも少しローカル色が強く、新旧の顔が混在する独特の雰囲気が魅力です。

家賃はスクンビット中心部よりも割安で、タワマンでも手が届く価格帯の物件があります。築古物件を選べばさらに割安になります。近年は飲食店やコワーキングスペースも年々充実してきており、住みやすさは着実に上がっています。

スワンナプーム国際空港へのアクセスが良いのも、このエリアならではのメリットです。

プラカノン・オンヌットのメリット・デメリット

△メリット

・スクンビット中心部へBTSですぐ

・家賃がスクンビット中心部より割安

・スワンナプーム国際空港へのアクセスが良好

・適度なローカル感

▼デメリット

・BTSの通勤ラッシュが激しい

・日系店・和食レストランはスクンビット中心部より少なめ

一言まとめ:スクンビットの利便性をほぼ享受しながら、家賃を抑えたい人の最有力候補

③ スクンビット郊外(バンチャーク・プナウィティ・ウドムスック・バンナー)

スクンビット郊外(バンチャーク・プナウィティ・ウドムスック・バンナー)

オンヌットからさらに東へ進むと、外国人の姿がぐっと減り、よりローカルな雰囲気になります。このエリアはひとくくりにできないほど駅ごとに個性が異なりますが、2026年現在、特に注目しているのがプナウィティです。

プナウィティ(2026年最注目エリア)

プナウィティ(2026年最注目エリア)

今バンコクで最も目が離せない街を挙げるとしたらプナウィティです。

駅にスカイウォークで直結するTRUE Digital Parkは、IT企業やスタートアップが集まるクリエイティブ拠点として急速に発展しています。無料のコワーキングスペースも備えており、ノマドワーカーや起業家にとっては理想的な環境です。

併設のコンドミニアム「ウィズダムシリーズ」は家賃も比較的手頃で、仕事場と住まいが文字通り直結しています。さらに2026年内には大型複合施設「Cloud11」の開業も予定されており、要注目です。

バンチャーク

プナウィティの隣駅。静かで落ち着いた住宅エリアで、穴場的な存在です。大きな商業施設はありませんが、その分家賃は割安です。

ウドムスック

インターナショナルスクールが複数あるため、子どもの教育を目的に移住する家族に選ばれることが多いエリアです。駅前には市場や屋台街があり、タイらしい下町の雰囲気が楽しめます。

バンナー

国際展示場(バイテック)や東部方面の高速道路入口があるエリアで、タイ東部で働く駐在員に選ばれることが多いです。ただし車がないと生活がしにくいため、移住初心者にはあまりおすすめできません。

スクンビット郊外のメリット・デメリット

△メリット

・家賃がスクンビット準中心部よりさらに割安

・タイらしいローカルな暮らしが楽しめる

・インターナショナルスクールが多い(ウドムスック周辺)

・スワンナプーム国際空港へのアクセスが良好

・プナウィティはノマドワーカーに最適な環境

▼デメリット

・日系店・外国人向け飲食店が少ない

・スクンビット中心部まで少し距離がある

・バンナーは車がないと不便

一言まとめ:ノマドワーカーや家族連れ、よりローカルな暮らしを求める人向け。プナウィティは2026年の最注目エリア

④ プルンチット・チットロム

プルンチット・チットロム

BTSスクンビット線のプルンチット駅、チットロム駅を中心とするエリアで、バンコクの一等地と言える場所です。

高層オフィスビル、高級デパート、5つ星ホテルが集まり、外資系・日系大企業の駐在員が多く暮らしています。ここに住む人たちに共通しているのは、日本人コミュニティよりも、都市としての快適さや利便性を重視しているという点です。プロンポンのような「日本人街」の賑やかさより、洗練された都市生活を好む人に向いているエリアです。

バンコクのオアシスとも呼ばれるルンピニー公園が近く、朝のジョギングや休日の散歩など、都会に暮らしながらも緑を身近に感じられる環境があります。

飲食店はデパート内が中心で、気軽に入れるローカルな路面店は少ないです。物価はバンコクでも最高レベルを覚悟する必要がありますが、それに見合う居住環境と利便性が揃っています。

プルンチット・チットロムのメリット・デメリット

△メリット

・バンコクの一等地というステータス

・高級デパートが多く、買い物環境が充実

・ルンピニー公園が近い

・コワーキングスペース・レンタルオフィスが豊富

▼デメリット

・物価・家賃がバンコクでトップクラスに高い

・ローカルな飲食店がほぼない

・渋滞が頻発する

一言まとめ:バンコク最高の一等地。予算に余裕があり、都会的な暮らしを求める人向け

⑤ シーロム・サトーン

シーロム・サトーン

プルンチット・チットロムからルンピニー公園を挟んで南側に位置するのがシーロム・サトーンエリアです。バンコク最大のオフィス街で、多くの日系企業がここにオフィスを構えています。

このエリアの特徴のひとつが、都市鉄道の充実度です。BTSシーロム線とMRTブルーラインの両方が走っており、どこに住んでも徒歩圏内に駅があります。これはバンコクの中でも特に恵まれた環境で、渋滞が深刻なバンコクにおいてタクシーに頼らず生活できるのは大きな魅力です。

チャオプラヤー川に隣接しているため、三大寺院や中華街(ヤワラート)へのアクセスも良好。観光スポットへのアクセスを重視する方には最適なエリアです。

タニヤ通りを中心に日本食レストランや居酒屋が集まっており、日本語が通じるお店も多いです。スクンビットとは違う「バンコクの日本人街」という雰囲気があります。

シーロム・サトーンのメリット・デメリット

△メリット

・BTSとMRTの両方が使えて移動の選択肢が豊富

・観光スポットへのアクセスが良好

・日本食レストランや日系サービスが充実

・チャオプラヤー川が近くタイらしさも味わえる

▼デメリット

・家賃はスクンビットと同程度だが物件の選択肢が少ない

・スクンビットに比べておしゃれな飲食店が少ない

・歓楽街があるためボッタクリのタクシーに注意

一言まとめ:観光地へのアクセス重視、かつ日本人向けサービスも充実させたい人向け

⑥ ラチャダー

ラチャダー

最後はバンコク新都心として開発が進むラチャダーエリアです。MRTブルーラインのラマ9世駅からラチャダーピセーク駅までのエリアを指し、スクンビットのすぐ北側に位置しています。

このエリアの最大の魅力はコスパです。アソークまでMRTで数分という好立地にもかかわらず、家賃はプラカノン・オンヌットより少し安い水準です。新築・築浅のタワーマンションでも手が届きやすく、コスパを重視する方には見逃せないエリアです。

ラマ9世駅・タイランドカルチャーセンター駅周辺では、高層コンドミニアムやオフィスビルの建設が続いており、街の景観は年々変わっています。ショッピングモールや手軽な食堂も多く、日常の買い物・食事には困りません。

中国大使館があることから在住中国人が多いという特徴もあり、スクンビットとはまた異なる国際色があります。

かつて僕もホイクワンに2年半住んでいましたが、利便性と家賃の安さ、ローカル感はバンコク随一だと思います。スクンビットとはまた違うバンコクの顔を見たいという方に、ぜひ一度試してほしいエリアです。

ラチャダーのメリット・デメリット

△メリット

・スクンビット・シーロムへMRTで乗り換えなしでアクセス可能

・ドンムアン・スワンナプームの両空港へのアクセスが良い

・家賃コスパがバンコクトップクラス

・ショッピングモールが多く食事・買い物が便利

・適度なローカル感

▼デメリット

・日本食・日系店は少ない

・外国人向けの飲食店はスクンビットに比べて少ない

・ラマ9世駅周辺は渋滞が激しい

一言まとめ:コスパ重視・アクセス重視でローカル感も欲しい人向け。タイ通好みのエリア

結局どこに住めばいい?タイプ別おすすめエリア早見表

結局どこに住めばいい?タイプ別おすすめエリア早見表

まとめ

バンコクはエリアによって顔がまったく違う街です。どこに住んでもそれぞれの魅力がありますが、自分のライフスタイルや予算に合ったエリアを選ぶことで、バンコク生活の満足度は大きく変わります。

初めての移住なら、まずはスクンビット周辺を選んでおけば間違いありません。慣れてきたら自分のペースで別のエリアを開拓していくのがバンコクの楽しみ方のひとつです。

タイの物件は家具家電付きが基本で、日本より気軽に引っ越しができるのも大きな特徴。気に入ったエリアが見つかるまで、色々な街に住んでみるのもいいでしょう。

筆者紹介

明石直哉

筆者近影

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。

Twitter
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