日本より速くて安い? タイの「携帯・Wi-Fi」最新事情。
今回は、タイの「通信環境」についてお話しします。
「タイのネットって、日本より遅い?」
「カフェにWi-Fiってあるの?」
そんな不安を抱えている方に、まずは結論から言うと、タイ(特にバンコク)のインターネット環境は、「日本よりも安く、速度も遜色ない」です。
今回は、移住後に必要な通信環境の整え方についてシェアします。
まずはスマホのキャリア(SIM)選び

まずスマホ(SIM)の契約について。タイには長らくAIS、True、dtacという3大キャリアがありましたが、Trueがdtacを吸収合併し、現在は「AIS」と「True-dtac」の2強時代に突入しています。
「どっちを選べばいいの?」という質問への僕の回答は、「どちらでも問題ない」です。
AISは最大手としての安定感は抜群で、離島や山奥でも電波を掴む強さがあります。
Trueはバンコク都心部での通信速度では、AISを上回るスピードが期待できます。
少し前までは地方に暮らすならAIS、バンコクならTrueという印象でしたが、今はどちらを選んでも大差ありません。
ただし、長期契約者・高額利用者への特典やメリットはTrueが充実しています。僕も15年間Trueを利用しているので、上級会員向けの高級ラウンジやコワーキングスペースが無料で利用できます。この特典がTrueを契約し続ける最大の理由です。
日本の番号は「povo 2.0」で賢く維持する

移住するからといって、日本の携帯番号を解約してしまうのはおすすめしません。
銀行のアプリやウェブサービスのログインに「SMS認証」が求められることも少なくないからです。日本の番号がないと、いざという時にログインできず、資産が動かせない……なんていう恐ろしい事態になりかねません。
そこで僕がおすすめしているのが、au系の「povo 2.0」です。
以前は楽天モバイルを勧める声も多かったのですが、海外に住みながら日本の番号を「寝かせておく」なら、今のところpovo 2.0が最強。
基本料金が「0円」なので、タイにいる間は維持費がかかりません(半年間に一度トッピング購入が必要ですが、数百円で済みます)。
今のスマホなら「デュアルSIM」に対応している機種がほとんどなので、タイと日本のSIMの両方を有効にしておくといいでしょう。
日本からのSMSをタイで無料で受け取れる環境を作っておく。これが海外在住者のスタンダードです。
自宅Wi-Fiは「月額5,000円前後」

次に自宅のネット環境。タイのコンドミニアムには共有Wi-Fiがあることも多いですが、ビジネスや動画視聴で使うなら、「個別回線の契約」がおすすめです。
タイの固定回線(光ファイバー)は、「AIS Fibre」や「TrueOnline」が主流ですが、500Mbps〜1Gbpsという高速プランが、月額1,000バーツ(約5,000円)前後で契約できます。
回線契約の申し込みは、物件の管理事務所を通す、または紹介してもらうことが一般的です。
早ければ翌日には作業員がやってきて、開通させてくれます。
カフェはもはや「オフィス」。爆速Wi-Fiが当たり前。

バンコクのカフェ文化は、通信環境の面でも進化しています。
スターバックスはもちろん、街の小さな個人経営のカフェでも、Wi-Fiが無料で開放されているのが一般的です。
速度は店によって結構な差があります。数Mbpsしか出ない店もあれば、数百Mbps出る店もあり、通信環境のいい店には、デジタルノマドが集まっています。
安定した通信環境が必要なら、コワーキングスペースの利用がベターです。タイランドプリビレッジの会員であれば、特定のラウンジを仕事場代わりに使うこともできますよ。
スマホを買うなら、公式店の一択。

最後にスマホ本体の話。
「タイは物価が安いからiPhoneも安いでしょ?」と思われるかもしれませんが、iPhoneに関しては世界共通価格。むしろ今の円安状況だと、タイで買う方が少し高いです。
もしタイで最新のiPhoneを購入するなら、アイコンサイアムやセントラルワールドにある「Apple Store」がおすすめです。
ガジェットで有名なMBKセンター(マーブンクロン)には、格安のスマホショップがひしめいていますが、ここでの購入はおすすめしません。コピー品や、中身を改造された中古品を掴まされるリスクもあります。
まとめ
自宅での動画鑑賞、Grabなどの配車サービス、カフェでのノマド作業など、ストレスフリーなタイ生活を送るために快適な通信環境は欠かせません。
ぜひあなたもハイスピードの通信環境を整え、不自由ないタイ生活をスタートさせてください。










